アトピー&プロバイオティクス

アトピー体質ケアに乳酸菌サプリを1000%活かすブログ

ラクトバチルス・パラカゼイ乳酸菌(K-2株)が摂れる食べ物・サプリ

f:id:tommyyoshi-biz:20180818155246p:plain

パラカゼイの株種の1つである「ラクトバチルス・パラカゼイ・K-2株」は「酒粕」から分離された乳酸菌です。

アトピー性皮膚炎やスギ花粉症などのアレルギー症状を緩和する作用があることが報告されています。

さらに最近では、他の株と同様にインフルエンザ感染による症状の軽減作用も動物試験で確認されています。

 

アトピー改善、免疫力アップの大本命株ですね!

 

その働きを前回お伝えしました。

atopy-probiotics.hatenablog.com

 

今回はそんなK-2乳酸菌が配合されているサプリについてまとめます。 

 

1. 「パラカゼイK-2」を含む食品

K-2乳酸菌は酒粕から分離されたとあって、亀田製菓のおせんべいに含まれています。

 

おせんべいに乳酸菌!!

もはや何でもござれ。

でも、侮るなかれ…このおせんべい、なんと赤ちゃん用もあるんです!

だからK-2乳酸菌を摂らせたいお子さんがいるならコレがおすすめです。 

 

1.1. 亀田製菓「ハイハイン」

出ました、ハイハイン♡

亀田製菓 ハイハイン 53g×3袋

亀田製菓 ハイハイン 53g×3袋

  • 2枚1個包装/1袋に16個包装入り
    (16個で160億個の乳酸菌…1個包装あたり10億個)
  • 参考価格:1袋150円〜
  • 原材料名:うるち米(国産)、でん粉、砂糖、食塩、植物性乳酸菌末(殺菌)、貝カルシウム

これ割とコスパが良くて、1個包装(おせんべい2枚)あたりに10億個のシールド乳酸菌が摂れます。しかも、おやつになる。

 

コレね。

f:id:tommyyoshi-biz:20180818163939p:plain

うちの下の子はまだ食べてます。アトピーはだいぶよくなりましたが、便秘気味なもので。。

 

ハイハインはかなりヘルシーです。

油不使用、カルシウムが自然に摂れるし、赤ちゃん用のものなので消化にも良いに決まってるので、アトピーっ子用のおやつとしてはハナマル以上の何ものでもない。

ただ、子供達がイッキに1袋以上食べるので、個包装のゴミがハンパないですけどね・・・笑

 

でも、すごいなって思うのが、私も便乗してめっちゃ食べてますが、食べた後にアトピーがムズムズしないのでやはり体に良いと思われます。

なんだかんだ、大人にもおすすめ。

 

ハイハインの他にも、亀田製菓から大人用のふんわりおせんべいがありますが、砂糖がめちゃ使われてるのでオススメしないでおきます。(悪玉菌まで元気にしちゃう系)

 

ただ、アトピー改善に期待できる量は500億個〜なのでどのみちおせんべいだけじゃたぶん改善まで期待するのはムリな話です。

あくまで「普段のおやつをコレにする」という置き換え目的かと思います。

 

というわけで、ちゃんとこのK-2株が摂れるサプリをご紹介しておきます。 

 

2. K-2乳酸菌が摂れるサプリ

2.1.「アレルナイトプラス」

K-2乳酸菌が摂れるサプリでいちばん有名なのは「アレルナイトプラス」でしょう。^^

私、大好きで〜〜す!!!

アレルナイトプラスの乳酸菌の種類は「K-2」の1種類のみなのですが、1日に1,000億個が摂れるのでアレルギー抑制に期待できる量(最低500億)を十分に満たしています。

f:id:tommyyoshi-biz:20180818161804p:plain

アレルナイトプラス

  • 原材料名:
    マルチトール、エリスリトール、植物性乳酸菌(植物性乳酸菌(殺菌)、デキストリン)、ギャバ、ラフマ葉抽出物、アメリカンジンセンエキス、クワンソウエキス、バレリアナ根抽出物、パラチノース、デキストリン、グリシン、クエン酸、香料、ビタミンB2、パントテン酸Ca、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、ビタミンB6、ナイアシン、ビタミンB1、ビオチン、ビタミンB12、葉酸、微粒二酸化ケイ素

他のページでも書いていますが、私もアトピーの調子が悪化すると必ず飲むようにしています。

飲んでいるとアトピーのかゆみはかなり抑えられてるんじゃないかなぁと感じます。

 

飲むと飲まないとじゃ雲泥の差・・・とまではいかないですが、ぐっすり眠れて夜中にボリボリとかきむしらないので、日中さらにラクになれる、という感じです。

アトピーのかゆみやジクジクが強いままだと本気で一睡もできないじゃないですか。。。

冬なんてベッドに入ってすぐかゆくなって、もう地獄ですよね。(TT)

 

寒いか痒いか、どっち取る?

…でも、どっちにしても眠れない!!!みたいな。

 

ですが、今は炎症がほとんど出てないから毎晩ぐっすり。

なので、それが結果の全てです。 

アレルナイトプラスのもっと詳しいレビューはこちらのページもご覧ください。

▶︎「アレルナイトプラス」30代アトピーが3ヶ月飲んだリアルな感想

  

今眠れているよ、という人は普通の乳酸菌サプリでも大丈夫かと思いますので、次に有名なものを。

 

2.2. 「フローラリッチ」 

「フローラリッチ」はAmazonで販売されている乳酸菌サプリです。

特徴としては、こちらは1ヶ月1,980円とかなり破格の設定ですが、ラクトバチルス ・パラカゼイ・K-2株が配合されています。

フローラリッチ 乳酸菌サプリ ラクトバチルス パラカゼイ K-2

フローラリッチ

  • 原材料名:イソマルトデキストリン、でん粉、デキストリン、乳酸菌(生菌)末(乳酸菌を含む)、カツオエラスチンペプチド、ビフィズス菌(生菌)末、乳酸菌(殺菌)KT-11末、乳酸菌生産物質(大豆を含む)、有胞子性乳酸菌、乳酸菌(殺菌)末/HPMC、ステアリン酸Ca、二酸化ケイ素

アマゾンでしか販売されていないのであまり広く売られていないようですが、「Amazon's Choice」にピックアップされていたり、レビューでも「効果があった」という口コミを見ます。

乳酸菌だけを摂るよりも効果が出やすいと言われている「乳酸菌生産物質」、美しいお肌の元となる「エラスチン」を配合しているため、菌活とともに美肌も叶えられるというコンセプトです。

エラスチンはダメージ肌をケアしてくれることが期待されているので、アトピーにとっても嬉しい配合ですね。^^

 

ただ、このサプリはデメリットは3つあります。

  1. 乳酸菌の種類は魅力的なのに量についての記載が全くないこと
  2. メーカーが大手ではないこと
  3. GMP工場で製造されていない

ということ。なので信頼性、安全性を重視したい方には不向きです。

 

ただ、レビューでは効果が上がっている人が多いようですし、乳酸菌の種類は本当に充実していて私のお気に入りの「ラクトバチルス・アシドフィルス」「有胞子乳酸菌」「K-2乳酸菌」が入っています

 

なので、「アレルナイトほど費用がかけられないけれど、K-2乳酸菌を試してみたい」という方はフローラリッチの方を試してみるのもアリかもしれませんね。まぁ、乳酸菌量が不明なのでそれだけは本当にどうにかしてほしいものですが…。

 

 

3. 「K-2乳酸菌」が効果を発揮する摂取量とは

これは前回もお伝えしましたが、大事なことなのでもう一度おさらいしておきましょう。

K-2乳酸菌のヒト試験で実験されていた「量」に注目していただきたいのですが、

「1日2,000億個」のK-2乳酸菌を8週間にわたり摂取  となっています。

アレルナイトプラス1日分は1,000億個のK-2乳酸菌が配合されているため、1日2,000億個・・・となると、アレルナイトプラス2包分になるためちょっと実践しづらいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ「アレルナイトプラス」のメーカーHPによると、「当社研究において1日100mg(1,000億個)が必要という結論が出た」と記載されていたので、アレルナイト1包(1,000億個)でも必要量は満たされているということにはなります。

f:id:tommyyoshi-biz:20180818163138p:plain

「アレルナイトプラス」公式HPより)

 

アレルナイトプラスの機能は乳酸菌だけではなく、睡眠効果による効果が高いという側面もあるので、実際に私が飲んでいる感覚としても「乳酸菌の数が足りてない」と感じたことはないです。
 

K-2乳酸菌・まとめ

今回はラクトバチルス・パラカゼイ・K-2株を摂れる食べ物とサプリメントにフォーカスを当ててみましたが、いかがでしたでしょうか?^^

今や赤ちゃんせんべいにも乳酸菌!

今後の新商品にも期待したいところですね♪♪

 

補足

なおこの記事の途中に出てきた「アレルナイトプラスのレビュー」は昨年11月に書いたものなのですが、今でも肌が荒れやすい時期はコンスタントに飲み続けています。

とくに私は夏に「あせも」になりやすい体質らしく、アトピーが悪化しやすいのと、冬は冬で乾燥でカサカサしてしまうのと、ベッドに入るとムズ痒くなってしまう体質です。

アレルナイトを飲むとやっぱりよく眠れるとは感じます。 

アトピーの症状をなんとかしたい、痒みによる睡眠不足を解消したい方は、ぜひぜひ読んでみてください。

 

3ヶ月飲んでみた感想は、こちらのページでまとめています。

atopy-probiotics.hatenablog.com


アレルナイトがどうしてそんなに良いのか?のポイントはこちらでまとめています。

atopy-probiotics.hatenablog.com

 

 

アトピー改善の道は1日ずつ!

 

頑張りましょうね!!!

ラクトバチルス・パラカゼイ乳酸菌(K-2株)とは?働きと研究結果

f:id:tommyyoshi-biz:20180818155246p:plain

パラカゼイの株種の1つである「ラクトバチルス・パラカゼイ・K-2株」「酒粕」から分離された乳酸菌です。

アトピー性皮膚炎やスギ花粉症などのアレルギー症状を緩和する作用があることが報告されています。

さらに最近では、他の株と同様にインフルエンザ感染による症状の軽減作用も動物試験で確認されています。

 

アトピー改善、免疫力アップの大本命株ですね!

 

というわけで、今回はK-2乳酸菌の働きと必要摂取量の摂れるサプリについてまとめます。 

 

なお、パラカゼイK-2株の研究結果については亀田製菓の「お米の研究」というページでK-2株の作用についてまとめられていたので、一部引用させていただきます。

この記事の目次

 

 

1. パラカゼイK-2株の効果

1.1. マウス実験でアトピー改善

アトピーの症状を引き起こすマウスに「K-2乳酸菌」入りの餌と普通の餌を与えて比較した結果、K-2乳酸菌入りの餌を食べたマウスに耳の亀裂や出血などの皮膚症状の緩和が見られました。

f:id:tommyyoshi-biz:20180809171949p:plain
(引用元:お米の研究 TOP | 亀田製菓株式会社

 

1.2. ヒト実験でアトピー改善

軽症から中等症のアトピー性皮膚炎患者(成人)33名を2つのグループに分けて、2つの種類の薬を摂取してもらう試験を実施しました。

飲んでもらった薬は以下の2種類。

  1. 「K-2乳酸菌」 200㎎(2000億個)
  2. もしくはプラセボ食品(K-2乳酸菌なし)

これを8週間にわたって摂取後、皮膚症状は医師と患者さん本人に評価してもらい、変化を比較しました。

 

なおこの試験は「二重盲検試験」と言われ、患者さん本人はもちろん診断する医師側にも「誰がK-2摂取群/プラセボ群か分からない」状態で診断するため、信頼性の高い試験方法です。

f:id:tommyyoshi-biz:20180810093635p:plain
(引用元:お米の研究 TOP | 亀田製菓株式会社

プラセボを飲んだグループにも少し変化はあったものの、K-2菌を摂取したグループには症状がより大きく改善しました。

 

このように、K-2乳酸菌を摂取することのメリットにはアレルギー症状の緩和が挙げられます。

 

 

2. 「K-2乳酸菌」が効果を発揮する摂取量とは

上記のヒト試験において設定されていた「量」に注目していただきたいのですが、

「1日200mg=2,000億個」のK-2乳酸菌を8週間にわたり摂取、となっています。

アレルナイトプラス1日分には1,000億個のK-2乳酸菌が配合されているため、1日2,000億個・・・となると、アレルナイトプラス2包分になるためちょっと実践しづらいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ「アレルナイトプラス」のメーカーによると、「研究において1日100mg(1,000億個)が必要という結論が出た」と記載されていたことがあります。

なので、アレルナイト1包(100mg入り)でも効果が出る事が期待されているということになりますね。

f:id:tommyyoshi-biz:20180818163138p:plain

「アレルナイトプラス」公式HPより)

 

アレルナイトプラスの機能は乳酸菌だけではなく、睡眠効果による効果が高いという側面もあるので、実際に私が飲んでいる感覚としても「乳酸菌の数が足りてない」と感じたことはないですね。

何より朝から調子が良くなるので、その違いに驚かれることと思います。

 

▽アレルナイトプラスを飲んでみた感想を正直レビューしています。


 

アトピーの症状をなんとかしたい、痒みによる睡眠不足を解消したい方は、最低1,000億個、という考えでいると良いかも。

 

 

アトピー改善の道は1日ずつ!

 

頑張りましょうね!!!

 

【イーストxエンザイム ダイエット】手軽に飲めて1日500億個の乳酸菌!飲んでみたレビュー

 

こんにちは!アトピーxプロバイオティクス管理人です。^^

さて、先日久しぶりにドラッグストアに行ってこんな乳酸菌サプリ?なんだか酵素サプリ?なんだかを見つけ、アマゾンで評判よかったので買ってみました。

1袋飲みきったので、飲んでみたレビューします。

 

【メタボリック】イーストXエンザイム ダイエットをレビューするよ

f:id:tommyyoshi-biz:20170710151505j:plain

これで1日あたりの乳酸菌が505億個摂れるとな。

505億個の内訳は、L.カゼイ乳酸菌が500億L.パラカゼイ乳酸菌が5億個

f:id:tommyyoshi-biz:20170710151301j:plain

ドラッグストアにて1,900円ぐらい。アマゾンや楽天でも売っています。^^

 

「メタボリック」自体はオッケー。

このメーカー【メタボリック】は、【enNatural(エンナチュラル)】という酵素スムージーも作っています。ダイエット女子の認知度は高めだと思います。

・・・ですよね???^^;

ちなみに私も、乳酸菌と並行して酵素目的でエンナチュラルを飲んでました。

アトピーの腸内環境って酵素も不足しやすいと聞いて、一時期はこうそこうそ、コーソコーソ、と口癖のように言ってました。スムージに入っている砂糖がアトピーに悪いと知り、酵素の亡者になるのはヤメましたが。

 

アトピーケア目的で酵素を摂ることはグー。

酵素を摂ることは、アトピー治療に役立つときがあります。

酵素は食べ物を分解するチカラがあるため、アレルゲンとして残りやすいタンパク質の消化を助けてくれるんですよね。だからダイエットに向いているのですが。

まぁ、そういう働きがあるので、腸内環境が悪化していて消化力が落ちている人はリーキーガット症候群になったり遅延型食物過敏症(フードアレルギー)になったりするんですな。

そういう人には乳酸菌サプリと一緒に酵素の摂取を推奨しているクリニックもあると聞きます。 

(なお酵素は生野菜やフルーツから摂ることができますが、生野菜は体を冷やし、フルーツは糖分が高いので私はあまり摂りません。アトピーケア目的で酵素を摂るなら「酵素サプリで」と決めるとイイかも。摂りすぎもダメなんですよね。)

 

1袋飲み終わって素直な感想 

1袋飲み終わって、、、、

う〜〜〜〜ん。

特に何も感じませんでした。。。

特にお腹がヘコんだとか、体が軽くなったとか、目に見えた「実感」はなかったですね。正直、2,000円はこんなもんなのかも

やはり1ヶ月だけではお腹の調子が良くなるかどうかまではわからないのかもしれません。私の場合、腸内環境がもう乳酸菌革命レベルに慣れているので、それに満たないものは受け付けてくれないというか。。。

 

なので、リピートはしないことにしました。

まぁただ、酵素と乳酸菌を同時に摂れるのに1ヶ月2,000円以下というのはすごく魅力ですね!

酵素やコエンザイムなんかも摂れるし、乳酸菌もまずは気軽にはじめてみたいという方は、1袋だけ試してみてもいいのではないでしょうか^^ 

 

ちなみに、イースト&エンザイムのシリーズには2019年6月現在はダイエットとビューティの2種類がラインナップされているようです。

ダイエットよりもビューティのほうがお肌の綺麗を追求できる配合内容です。

しかも、購入者レビューでもビューティーの方が「お通じに効果あり」という声が多いようですので、ビューティの方がオススメです。^^

 

▼▽メタボリック「イースト&エンザイム・ビューティ」はコチラから

 

 

では、今日はこんなところで。

腸内改善、頑張りましょうねー!!

 

 

 

ラクトバチルス・パラカゼイとは?働き・研究結果・配合サプリまとめ

f:id:tommyyoshi-biz:20180808165558p:plain

ここでは乳酸菌の一種である「ラクトバチルス・パラカゼイ」についてまとめます。

パラカゼイの腸内での働き、アトピーなどのアレルギーへの効果や実際に配合されているサプリなど、あなたの菌活にすぐに役立てていただけるかと思います♪

 

では、さっそく行ってみましょう!!

 

1. ラクトバチルス・パラカゼイとは?

f:id:tommyyoshi-biz:20180809100621p:plain

(引用元:【森永乳業】シールド乳酸菌® - まいにち乳life

 

 

  • 学名:Lactobacillus paracasei
  • 分類:Firmicutes 門 Bacilli 綱 Lactobacillales 目 Lactobacillaceae 科
  • 通称:パラカゼイ菌
  • 形状:小桿菌
  • 生息場所:ヒトの腸管、口腔などの消化管

  

ラクトバチルス・パラカゼイ乳酸菌は、これまでに34種のL.paracasei菌株が発見されてきたそうです。

34の株のうち16株は乳製品から、10株は植物から、そして8株はヒトおよび動物の消化管から分離され、自然に発酵させた野菜、乳製品、肉に含まれることがあります。

(*Lactobacillus paracasei - Wikipedia (英語版 Wikipedia )での記述を参照)

 

1.1.ラクトバチルス・パラカゼイの特徴

パラカゼイ乳酸菌は熱にあまり強くなく、10℃〜37℃の環境で増え、40℃以上で成長・増殖が止まります。

最高温度70℃では約40秒間まで生存するため、熱に対してある程度の耐性があるとされています。

乳酸菌なので人の口腔内や小腸内に住み着き、乳酸菌の機能として「乳酸」を作り出し、腸内のpHを酸性に傾けて悪玉菌の増殖を抑制することが報告されています(悪玉菌は酸性環境に弱い)。

 

1.2. よく聞く「カゼイ」との違いは?

ラクトバチルス・パラカゼイは遺伝情報的には「ラクトバチルス・カゼイ」「ラクトバチルス・ラムノーサス」などの菌と遺伝情報の9割がたが同一だそうです。

調べてみて初めて知ったのですが、パラカゼイは名前自体が「カゼイの亜種(*)」としての意味合いも含まれているようです。 

つまり生き物として非常に似通っているため、文献によっては「パラカゼイ/カゼイ」の区別なく使われたりすることがあるそうです。

 

こんな風に研究分野でもまだ決着が付いてない現象のようですが、たとえば私が見た他の論文では『paracasei, L. casei 431®』という記述がされていました。

つまりこれって『株名はL.カゼイ431。だけど種類はパラカゼイ』みたいな意味じゃないですか。

ヨクワカラン!でも、菌の世界は面白いですね〜!!

 

1.3. パラカゼイの特徴

パラカゼイ菌の特徴としては、タンパク質を分解する働きがみられます。

繰り返しになりますが熱に対してある程度の耐性があるので死滅しにくく、10℃〜37℃で増えるため体内の温度でよく増えるとされています。

 

 

 

2. アレルギー抑制、免疫力強化の「ラクトバチルス・パラカゼイ」の効果

ラクトバチルス・パラカゼイは知られている限りでは34株も種類がありますが、研究論文などで効果が発表されているのは数種類でした。

パラカゼイの株のいくつかが消化管に住み着く有害菌のピロリ菌やサルモネラ菌を抑制する効果により潰瘍性大腸炎治療薬と併用されたりと、腸管での働きが認められています。

後ほどご紹介しますが、インフルエンザ予防としての効果や、アレルギー性鼻炎、アトピーなどのアレルギー症状を改善する働きが認められている株があります。

 

2.1. アトピーに対する効果

アトピーに関連するような効果としては、アレルギーの抗体を下げて症状を抑制する効果が報告されています。

後述しますが、アトピーや花粉症などに対して効果を上げたという報告があります。

 

また、パラカゼイ乳酸菌が活動する中で作り出される「副産物」の中に酵素があります。

この酵素がコラーゲンや皮膚細胞に結合していきます。つまりパラカゼイ乳酸菌によって作り出される酵素が、皮膚細胞の材料となるということです。

 

3. パラカゼイを含む市販の食品/健康食品

日本で手に入るサプリに配合されているパラカゼイ乳酸菌は

  • パラカゼイ・MCC1849株
  • パラカゼイ・K-2株

です。

他のものは「菌株」が特定できなかったです。

というわけで、代表的なのは今の所この2つなので、まずは「MCC1849株、K-2株」の2つについてご説明したあとに、その他のパラカゼイ菌入りサプリについて解説します。

 

3.1. 「パラカゼイ・MCC1849株」について

パラカゼイの株種の1つである「ラクトバチルス・パラカゼイ・MCC1849株」は、森永乳業が発見したヒト由来の乳酸菌です。

発見後、研究が進んで「免疫力を強化する作用」が認められました。

盾(シールド)のように体を守り、インフルエンザ予防に効果があることが判ったため「シールド乳酸菌®️」と名付けられました。

 

「食べるマスク」としても有名なので、ご存知の方も多いのではないかと思います。

↓「食べるマスク」はこんな感じのタブレットです。

森永製菓  シールド乳酸菌タブレット  33G×6袋

森永製菓 シールド乳酸菌タブレット 33G×6袋

  • 出版社/メーカー: 森永製菓
  • 発売日: 2016/09/20
  • メディア: 食品&飲料
 

 

つまり、シールド乳酸菌免疫力アップにオススメの菌株と言えます。

シールド乳酸菌が摂れる食品・サプリはけっこう種類がありますのでご紹介しておきましょう。^^

 

3.1.1. 「パラカゼイMCC1849株(シールド乳酸菌)」を含む食品

先述した「たべるマスク」のタブレットはおやつ感覚なので、こちらに当てはまるかなと思いますが、他には以下のようなものが挙げられます。

  • コーヒー飲料
  • プリン
  • ヨーグルト/飲むヨーグルト
  • お味噌汁

「シールド乳酸菌入りの食品」の詳しい情報はコチラ

 

3.1.2. 「パラカゼイMCC1849株(シールド乳酸菌)」を含むサプリ

きちんとしたサプリでは、ラクトフェリン入りのサプリが有名ですかね。^^

森永乳業 強いカラダへ ラクトフェリン&シールド乳酸菌 15日分

森永乳業 強いカラダへ ラクトフェリン&シールド乳酸菌 15日分

  • 1日2粒/30粒入(15日分)
  • 参考価格:1,500〜1,800円
  • 原材料名: 還元麦芽糖、食物繊維(難消化性デキストリン)、デキストリン、乳酸菌末(デキストリン、乳酸菌乾燥原末(殺菌))、ラクトフェリン(乳由来)、ショ糖脂肪酸エステル **アレルゲン:乳成分

このサプリにはラクトフェリンが200mgも配合されているのがポイント。

森永乳業では「ラクトフェリン」の研究開発にも力を入れていて、ラクトフェリンと乳酸菌が一緒に摂れるのはメリットが高いです。

 

ラクトフェリンというのは母乳に含まれるタンパク質で、赤ちゃんの成長を助け、有害な菌から体を守る免疫力を高めてくれるとされています。

近年では、大人にとっても大事なタンパク質で内臓脂肪を減らすことが分かり、サプリや青汁などの健康食品にも多く配合されています。

 

このサプリは評価も高いので、アトピーに加えて免疫力低下や腸内環境の悪化が気になる方にオススメできます。

気になる方はシールド乳酸菌の詳細ページをチェックしてみてください。

食品についてももっと詳しい情報をまとめてありますので、ぜひ。^^

 

3.2. 「ラクトバチルス・パラカゼイ・K-2株」とは

パラカゼイ・K-2株は私も飲んだことがあります。

アトピーに良い変化のあった「アレルナイトプラス」に配合されている株ですね。

 

K-2乳酸菌は「酒粕」から分離された乳酸菌で、アトピー性皮膚炎やスギ花粉症などのアレルギー症状を緩和する作用があることが報告されています。

さらに最近では、他の株と同様にインフルエンザ感染による症状の軽減作用も動物試験で確認されています。

K-2株についてもMCC1849と同様、死菌体でも効果を発揮するという株になりますので、効果が比較的安定していると言えます。

 

パラカゼイK-2株の研究結果については、さすが「酒粕」から発見されただけあって亀田製菓の「お米の研究」というページでK-2株の作用についてまとめられていたので、一部引用させていただきます。

 

3.2.1. マウス実験でアトピー改善

アトピーの症状を引き起こすマウスに「K-2乳酸菌」入りの餌と普通の餌を与えて比較した結果、K-2乳酸菌入りの餌を食べたマウスに耳の亀裂や出血などの皮膚症状の緩和が見られました。

f:id:tommyyoshi-biz:20180809171949p:plain
(引用元:お米の研究 TOP | 亀田製菓株式会社

3.2.2. ヒト実験でアトピー改善

軽症から中等症のアトピー性皮膚炎患者(成人)33名に、「K-2乳酸菌」 200㎎(2000億個)、もしくはプラセボ食品(K-2乳酸菌なし)を8週間にわたって摂取してもらう試験を実施。皮膚症状は医師と患者さん本人に評価してもらい変化を比較。

この試験は「二重盲検試験」と言われ、患者さん本人はもちろん診断する医師側にも「誰がK-2摂取群/プラセボ群か分からない」状態で診断するため、信頼性の高い試験方法です。

f:id:tommyyoshi-biz:20180810093635p:plain
(引用元:お米の研究 TOP | 亀田製菓株式会社

この量に注目していただきたいのですが「1日200mg=2,000億個」のK-2乳酸菌を摂るとなると、アレルナイトプラス2包分になります。

アレルナイトプラスは1包でも効果が出るので、2包分だと効果が高くなることが期待されますね。

 

3.2.3. 「パラカゼイK-2株」を含む食品

K-2乳酸菌は、酒粕から分離されたとあって亀田製菓が製造販売しているおせんべいに含まれています。

 

我が家でも愛用中のハイハインです。

亀田製菓 ハイハイン 53g×3袋

亀田製菓 ハイハイン 53g×3袋

これ割とコスパが良くて、1個包装(おせんべい2枚)あたりに10億個のシールド乳酸菌が入ってます。体の小さな子供には2〜3袋で十分な量のシールド乳酸菌が摂れますね。^^

油を使わないのでアトピーっ子用のおやつとしてはハナマル!

 

3.2.4. 「パラカゼイK-2株」を含むサプリ

K-2株を含むサプリは以下の2つです。

  • アレルナイトプラス
  • フローラリッチ(飲用経験なし)

 

●「アレルナイトプラス」について

アレルナイトは、K-2株を1日あたり1,000億個摂れるよう配合されています。

メーカーのオリエンタルバイオの実験では1,000億個でもアトピー改善の効果が見られたとあるので、十分な量と言えるでしょう。

他にも安眠ハーブとお肌や粘膜の健康を維持するビタミンB群を配合しているため、忙しい人や睡眠不足に悩む人にオススメのオールインワンサプリです。

▶︎アトピーの管理人が飲んでみたレビュー

 

●「フローラリッチ」について

フローラリッチは、K-2株の配合量は明記されていません。

ただ配合されている乳酸菌は全部で7種類あって、ビフィズス菌、アシドフィルス菌など様々で、さらに最近話題の「乳酸菌酸性物質」配合でお腹の善玉菌の活性化も期待できます。

お肌のハリに影響する「エラスチン」を配合しており、美肌を目指す方に向いていて、女性のレビューが多く、評価も18件とちょっと少ないですが★4.1と高評価です。^^

▶︎フローラリッチのカスタマーレビュー

 

4. その他のパラカゼイ乳酸菌を含むサプリ

MCC1849、K-2の他にも菌株について明示されていないけれども「パラカゼイ乳酸菌」を含むとされているサプリは結構あって、日本のサプリでは「乳酸菌革命」が有名です。

乳酸菌革命は16種類の乳酸菌、全部で1,000億個を配合しているので効果が出やすいと評判が高いのもポイントです。

これもパラカゼイの含有量は書いていませんが、全体で1,000億個なので、フローラリッチよりは信頼できます。

フローラリッチと同じく「乳酸菌生産物質」も食物繊維も含んでいるため、すでにお腹の中にいる自分の善玉菌まで活性化できるというメリットがあります。

(これが大きい!)

私自身、現在はこれを続けて飲んでいてスッキリ実感しているので、乳酸菌革命は結構本気でアトピー&便秘に悩む方にオススメしておきます。^^

▶︎アトピーの管理人が飲んでみたレビュー

 

まとめ

今回はラクトバチルス・パラカゼイ乳酸菌についてご説明しました。

じつは、今回、パラカゼイ乳酸菌の効果や作用についてリサーチするとき、日本語のサイトではあまり良い記事を探す事ができなかったんです。

Wikipedia にも日本語での解説は載っていなくて、あったのは英語版の解説のみでした。。

 

でも、「MCC1849」「K-2」などの株名でピンポイントに検索すると日本語で解説しているページがチラホラ・・・(でも本当に少数だけど)これはいったいどういう現象だろうか^^;

 

パラカゼイ乳酸菌自体には市民権はないのか?!はたまた、Wikipediaにわざわざアップするほどでもないのか・・・そのあたりは不明ですが、

この菌自体はとにかく『免疫力強化・アレルギー抑制』がポイントの乳酸菌ですので、日頃の基礎免疫アップやアレルギー抑制をしたい方は、ぜひチャレンジしてみてください!^^

 

 

ラクトバチルス・パラカゼイ・MCC1849株(シールド乳酸菌)とは?

f:id:tommyyoshi-biz:20180810112329p:plain

パラカゼイの株種の1つである「ラクトバチルス・パラカゼイ・MCC1849株」は、森永乳業が発見したヒト由来の乳酸菌です。

発見された当初の名前は「モラック乳酸菌(リナガ + ラクトバチルスから作られた言葉)」であったようですが、その後研究が進んで免疫力を強化する作用が認められ、「シールド乳酸菌」という名前が付けられました。 

盾(シールド)」のように体を守り、インフルエンザ予防に効果があることが認められているのが、この菌株の一番の特徴です。

f:id:tommyyoshi-biz:20180810112624p:plain

引用元:シールド乳酸菌®|まいにち乳ライフ

 

一時期「食べるマスク」としても有名になったので、ご存知の方も多いのではないかと思います。

↓「食べるマスク」のタブレット

森永製菓  シールド乳酸菌タブレット  33G×6袋

森永製菓 シールド乳酸菌タブレット 33G×6袋

  • 参考価格:1袋380円〜(6袋入: 1袋220円〜)
  • 原材料名:ぶどう糖、殺菌乳酸菌粉末、酸味料、乳化剤、重曹、香料、甘味料(アセスルファムK),ビタミンC

このタブレットは3粒でシールド乳酸菌が100億個摂れますので、毎日3粒ずつ食べることになります。

1袋21粒入(7日分)で220円なら、1ヶ月あたりは1,000円とコスパはいいですね。^^

アマゾンでのレビューでも評判は良いようです。

f:id:tommyyoshi-biz:20180810120424p:plain

ドラッグストアなどでも取り扱いがあるけど、ネットでまとめて買うとかなり割安になるようなので気になる方はチェックを。

楽天で見てみる】 

アマゾンで見てみる

 

1. シールド乳酸菌(MCC1849株)の効果

1.1. 免疫細胞を活性化する

シールド乳酸菌はどうして免疫力がアップするのかというと、免疫細胞であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化する作用があるからだと考えられています。

(※NK細胞は全身をパトロールする免疫細胞の一種で、ガン細胞や異変をきたした細胞を攻撃すると言われています。)

1.2. インフルエンザの活動を抑制する

この菌はマウス実験でインフルエンザの感染率を下げたり、感染・発症しても病後の回復が早かったというデータが確認されています。

 

2. シールド乳酸菌のメリット

この菌株のメリットは2つあります。

1つ目は、1日あたりの目安摂取量が100億個と少ない量でもOKということ。

(アトピーではなく、シールド効果を目的とした場合)

2つ目は、死菌(殺菌体)でもその効果があるということ。

そのため、食品では加熱料理にも添加されています。

死菌で効果があるということは「効果が安定している」という意味でもありますので、良いポイントですね。^^

 

ちなみに、死菌(殺菌隊)を与える場合は「プロバイオティクス(生菌のサプリなどを摂る)」よりも

どちらかというと「プレバイオティクス(善玉菌を活性化する食物繊維やオリゴ糖などを摂る)」もしくは「バイオジェニクス(乳酸菌から派生した有効な物質を摂る)」の感覚に近いのじゃないかなと思います。(*)

(* プレバイオティクス/プロバイオティクス/バイオジェニクスについてはまた別のページで。)

 

3. どんな食品で摂れる?

3.1. 乳製品

この乳酸菌の菌株自体、森永乳業が開発した食品とあって、やっぱりラインナップはこうなりますね。^^

乳製品パラダイス!!カフェラテ、ココア、プリン、アイス、ヨーグルト、大人の粉ミルクなど。

カゼインに弱い体質の人にはこのあたりはちょっと難しいかも。

f:id:tommyyoshi-biz:20180810101153p:plain

引用元:シールド乳酸菌の入った商品一覧|森永乳業

 

また、仮に乳製品全然OKという人でも、こういった市販品は砂糖が多いのがアトピーにとっては大きなデメリットですね。

(どうしてアトピーに砂糖がダメなのかの詳細はヤクルト・ピルクルについてのページでもお伝えしていますのでお時間のある方は合わせてどうぞ。^^)

f:id:tommyyoshi-biz:20180810101602p:plain

  • 原材料名
    乳製品、コーヒー、砂糖・果糖ぶどう糖液糖、乳、デキストリン、乳酸菌(殺菌)、香料、乳化剤
  • 栄養成分(1本240ml当たり)
    エネルギー 119kcal/たんぱく質 4.3g/脂質 3.6g/炭水化物 17.4g/ナトリウム 92mg

例えば、カフェラテに含まれる炭水化物(ほぼ砂糖と思われる)は「17.4g」ということですね。

最近流行りの「スティックシュガー(3g)」に換算すると、およそ6本の計算になっちゃいますね。これが悪玉菌のエサになり炎症の元になるかもと思ったらゾッとします。

 

ヨーグルトでは、森永の宅配サービスでの専売商品があるようです。

f:id:tommyyoshi-biz:20180810103015p:plain

  • 原材料名
    乳製品、砂糖、ラクトフェリン、酸味料
  • 栄養成分
    エネルギー 93kcal/たんぱく質 3.4g/脂質 3.6g/炭水化物 11.7g/ナトリウム 42mg/カルシウム 110mg/その他 ラクトフェリン:100mg

このヨーグルトは、シールド乳酸菌のほかにもBB536菌というビフィズス菌とラクトフェリンが含まれているので腸内ケア全般に良さそうです。

宅配サービス専売品・・・ですが、よく調べてみると楽天やアマゾンでも売られていて、アマゾンでは取扱いは少ないですが、楽天では安く購入できて人気みたいですねー。^^(* 2018年8月調べ)

気になる価格は、送料込みで1食あたり150円ぐらいです。

薬が苦手な小さなお子さんの食べが良いようなので、タブレットが苦手なお子さんにもオススメ。

楽天で見てみる

アマゾンで見てみる

 

3.2. 乳製品以外の食品 

シールド乳酸菌は死んでてもOKなだけあって、ちょっと面白い食品が発売されています。

なんとお味噌汁にも。

永谷園 シールド乳酸菌M-1みそ汁 3食入×10個

永谷園 シールド乳酸菌M-1みそ汁 3食入×10個

 

シールド乳酸菌のパテント(特許)を持っている森永が永谷園に提供してるんですかね?面白い!笑

「シールド乳酸菌」については免疫力アップが期待できるので、アトピーさんだけでなくカゼを引きやすい人は併せて摂ると良いかもしれませんね。^^

ちなみに、他にはチョコレートもありましたが、アトピーがひどい場合は糖分は絶対制限するべきなので、ここは掲載しないでおきます。(自主規制、必須です!)

 

4. MCC1849株が摂れるサプリ

サプリとしては、 冒頭でお伝えした「シールド乳酸菌タブレット」の他にもコチラが有名ですね。

森永乳業 強いカラダへ ラクトフェリン&シールド乳酸菌 15日分

森永乳業 強いカラダへ ラクトフェリン&シールド乳酸菌 15日分

 
  • 原材料名
    還元麦芽糖、食物繊維(難消化性デキストリン)、デキストリン、乳酸菌末(デキストリン、乳酸菌乾燥原末(殺菌))、ラクトフェリン(乳由来)、ショ糖脂肪酸エステル
  • 栄養成分
    エネルギー 1.85kcal/たんぱく質 0.2g/脂質 0~0.02g/炭水化物 0.27g/ナトリウム 0.08~0.39mg

 

このサプリは1ヶ月あたり3,000円〜と、価格帯としては結構する方かとは思います。

1日100億個にひと月3,000円と思うと、他のサプリと比較すると物足りない感じがしますが、この株は100億個でも十分効き目があるとされているので数の心配は不要でしょう。

というか、このサプリのポイントはじつは他にもあります。

 

4.1.「森永 ラクトフェリン&シールド乳酸菌」に期待できる効果

森永は「ラクトフェリン」の開発研究にも力を入れていて、ラクトフェリン単体のサプリも販売しているほどです。(商品ページはコチラ

ラクトフェリンというのは母乳に含まれるタンパク質で、中でも初乳(出産後に数日間だけ出る特別な母乳)に多く含まれると言われています。

ラクトフェリンは赤ちゃんの成長を助け、有害な菌から体を守る免疫力を高めてくれるとされています。

近年では、大人にとっても大事なタンパク質ということが分かり、サプリや青汁などの健康食品にも多く配合されています。

 

さらに、お腹の中にすでにいる善玉菌を応援する麦芽糖や食物繊維も配合されているので、腸内環境への対応はバッチリ。

私はまだ飲んだことありませんが、冬場にはぜひ試してみたい一品です!

 

4.2.「森永 ラクトフェリン&シールド乳酸菌」の評判

「森永 ラクトフェリン&シールド乳酸菌」の評判は結構良いようで、アマゾンレビューでは現在28件で★が3.9で、インフルエンザ・風邪予防の効果について評価が高いです。

f:id:tommyyoshi-biz:20180810152429p:plain
(引用元:アマゾンレビュー

楽天のレビューでは評価は見当たりませんでした。^^;

サプリの方はアマゾンの方が強いようですね。 

  

ただ、レビューの中にはトンチンカンなものもあって「体重が減らない」という原因で低く採点しているものもあるのと、残念ながらアレルギーへの効果は人によるようなので、インフルエンザ・風邪予防として取り入れるのが正解だと思います。

きちんとレビューを読んでみたい方は実際のレビューページで確認されてみてください。

 

まとめ

今回は「ラクトバチルス・パラカゼイ・MCC1849株(通称:シールド乳酸菌)」についてご説明しました。

やはりこの菌株は免疫力強化が特徴となるようなので、アレルギー対策とは少し違うイメージですね。

ただ、乳酸菌なので「乳酸」を出したり、腸管に住み着く有害な細菌を抑制したり、免疫細胞を活性化するという働きについてはアレルギー目的にも重なる部分だと思います。

 

繰り返しになりますが森永乳業は「ラクトフェリン」の開発研究にも力を入れているため、シールド乳酸菌を取り入れる際はラクトフェリン配合が良いですね。

これを踏まえたうえで、ATOxPROのオススメの商品は↓です。

 

  1. 森永「ラクトフェリン配合」カラダ強くするヨーグルト
    デザートが欠かせないアナタに。
    楽天で見てみる
    アマゾンで見てみる
  2. 森永「たべる乳酸菌タブレット」
    おやつやキャンディのような感覚で手軽に。
    楽天で見てみる
    アマゾンで見てみる
  3. 森永「ラクトフェリン&シールド乳酸菌」サプリ
    本格サプリで腸内フローラ強化を図る。
    楽天で見てみる
    アマゾンで見てみる 

 

ちなみにサプリには「ラクトフェリン」はモチロン、「食物繊維」が豊富に含まれているため、自分がすでに保有している善玉菌を活性化してくれるというメリットが大いに期待できます。

(善玉菌は食物繊維をエサにして活動し、増えていきます)

つまり、サプリに含まれている乳酸菌だけでなく、腸内に住む全ての乳酸菌のチカラの底上げが図れるということ。

 

ただ、サプリは飲みづらいとかデザートの時間が楽しみな方や、小さなお子さんにも食べさせたい場合は、ヨーグルトやタブレットの方がオススメですね。^^

 

さいごに・・・

冬場のアトピーはお肌の乾燥が進みやすいですが、特に、風邪などで発熱したりすると皮膚の乾燥が悪化しやすくなるのと、内臓機能(消化機能・解毒機能)が一気にガタ落ちしてしまうため要注意です。

冬場に冷えやすく、お肌が乾燥しやすい、風邪をひきやすいという方はこの冬に備えておくと良いと思いますよ!^^

 

今回はこのあたりで。m(_ _)m

ラクトバチルス・アシドフィルスを含むサプリ

f:id:tommyyoshi-biz:20180726173455p:plain

「ラクトバチルス・アシドフィルス乳酸菌」は、カンジダ抑制、アレルギー抑制に効果を発揮することが期待されています。

(>>アシドフィルス乳酸菌の働きはこちら

 

このページでは、この「ラクトバチルス・アシドフィルス」を配合しているサプリをご紹介します。^^

すべて私が飲んだことのあるサプリで、飲んだ感想も交えていますのであしからず・・・m(_ _)m

 

 

 

1. ソラレー「マルチドフィルス」

f:id:tommyyoshi-biz:20171129132237p:plain

アシドフィルスを含む12種類200億個(1日あたり)が摂れます。

整腸効果よし。

肝心のアシドフィルスがどの位の量含まれているかは不明ですが、手頃な値段で続けやすく、アトピーケアを含む整腸効果としての機能は◎。

腸で溶ける加工がされており、乳酸菌を効率よく吸収しやすくなるのもポイントです。

コスパが良く続けやすいため、エントリーモデル」といえるでしょう。

 

▶︎参考価格:100粒入 2,500円

▶︎>スパ:1日2粒、1日54円。

 

ただ、他のページでもまとめていますが、これだけでは1日500億個に満たないのが難点でした。

あとはアメリカ製なのも少しだけ気になるところでした。アメリカのサプリは信頼できるのですが、どうしても空輸がねぇ〜って感じです。

実感としても私には少し物足りない感じがしたので、私はその後「乳酸菌革命」に切り替えていったところ、これが大正解でした。

 

2. 健康いきいき倶楽部「乳酸菌革命」

乳酸菌革命 乳酸菌サプリメント おすすめ

乳酸菌エントリーモデルの本命としておススメなのが、健康いきいき倶楽部の「乳酸菌革命」

これも有名ですね!私はもうずっと愛用しています。整腸効果が高いですよ!!

乳酸菌革命を選ぶメリットは以下の通り。

  1. 良質な国産の乳酸菌サプリ
  2. 1日あたり1,000億個もの乳酸菌
  3. 乳酸菌産生物質、食物繊維、オリゴ糖
  4. 国内GMP工場で安心安全

特に③は現在腸内にいる善玉菌を活性化させてくれるので、変化に繋がりやすい点といえます。

また、国産品ですからアメリカのサプリのように空輸送中に品質が劣化するリスクもありません。

マルチドフィルスは、ロットによってはかなりカプセルが臭いますので、劣化が不安な方や外国製がどうしても心配な方は乳酸菌革命が良いと思いますよ。^^

 

また外国製と比べて小さめのカプセルなので、カプセルが苦手な方にも飲みやすいです。ちなみに私は気に入りすぎて「10袋まとめ買い」とかしてます。1袋あたり2,500円台になるのでオススメです!

 

▶︎参考価格:62粒入 2,750円(定期コース)

▶︎コスパ:1日2粒、1日 90円。

▶︎公式HP:乳酸菌革命

▶︎乳酸菌革命・飲んでみたレビュー

 

3. アサヒカルピスウェルネス「アレルケア」

f:id:tommyyoshi-biz:20181112160456p:plain

カルピスのアレルケアはCMでもおなじみ。ラクトバチルス・アシドフィルス「L-92株」だけを200億個摂れるのがウリです。

じつは私は、アレルケア単体だけではあまり整腸効果を感じなかったです

効きにくかった理由を振り返ってみると、もしかするとですが、

  • タブレット型のせいで吸収率が良くない?
  • 200億個って少なかった?
  • 1種類だけだったのがダメだった?

などと色々失敗の理由が思いつきます。つまり、ベリーベストではありませんでした。

ただ、ではなぜ私がこれを紹介するのか?というと、やっぱり利用者が多い事!そして子供でも飲めるタイプがある事です。

「子供用の国産の乳酸菌サプリ」は他には無いので、子供のアレルギー改善という点で見たら今の所「アレルケア」がベストじゃないかなと思います。というわけで、じつはうちの子供たちにも飲ませています。

なお大人用と子供用では価格が異なるため、別々にコスパを載せておきます。

 

「アレルケア」大人用

▶︎参考価格:60粒入 2,100円

▶コスパ:1日2粒、1日70円

▶︎アレルケア・飲んでみたレビュー

 

「アレルケア」こども用

▶︎参考価格:60粒入 3,150円

▶︎コスパ:1日2粒、1日105円

 

子供用のアレルケアは大人用のものより1,000円高くなる分、美味しいラムネタイプになっています。

子供用には風味付けのために砂糖が入っているので、悪玉菌対策大丈夫なのかな?とうすうす不安なのですが、お通じはだいぶ整ってきていると言えます。これのおかげかは不明ですが…。

ちなみにうちの子供たちは「ぶどう味」が好きで、ヨーグルトは苦味を感じてしまうようで、ぶどうしか食べません。レビューでもぶどう派は多いようです。^^

 

 

<比較>アシドフィルス入り乳酸菌サプリ

ここでは、それぞれのサプリのスペックをまずは比較してみます。

ざっくりと並べると、こんな風に違いがありますね。^^

商品名 乳酸菌の量 アシドフィルス 価格
マルチドフィルス 12種類
200億個
不明 2,200円/50日分
(ひと月1,300円)
乳酸菌革命 16種類
1,000億個
不明 2,750円/31日分
(ひと月2,750円)
アレルケア 1種類
200億個
200億個 2100円/30日分
(ひと月2,100円)

 

では、どんな場合にどのサプリがよいのでしょうか。

1つずつ解説していきましょう。

 

1. とにかく早く効かせたい場合

  • マルチドフィルス:200億個
  • 乳酸菌革命:1,000億個
  • アレルケア:200億個

アレルケアは、アシドフィルスは多いのですが、乳酸菌の量が1種類しかなく、総量としても「200億個」はやはり少ない印象です。

なので、自分に合う菌がわからないけど、とにかく効いてほしい場合は1,000億個の「乳酸菌革命」がおすすめですね。

じっさい、アレルケアを乳酸菌革命と同じくらい1,000億個分飲もうとしたら1ヶ月のコストは1万円にもなってしまいますので、量が欲しい派にはアレルケアは向かないでしょう。

  

2. アシドフィルスにこだわりたい場合

  • マルチドフィルス:不明
  • 乳酸菌革命:不明
  • アレルケア:200億個

アシドフィルス「L-92株」だけの配合量でいうと、アレルケアは1種類の配合なので明確ですね。

他の菌が混ざっていないので、少なくとも「自分とアシドフィルス・L-92は相性が良いか?」ということは分かるはず。これは、複数種類のサプリにはないメリットですね。

口コミでもよく見かけますが、アシドフィルス・L-92が体に合えば、アレルギーに対して変化が感じられるかもしれませんしね。^^

また、アレルケアは大人用は値段が安いので、倍量にして1ヶ月飲んでみる・・・という応用もできそうですね。倍量にすると1日400億個なので、かなり良いんじゃないでしょうか。

 

・・・というわけで、「ラクトバチルス・アシドフィルスがきちんと入った乳酸菌サプリを飲みたい」という方にはアレルケアがおすすめと言えます。

 

 

ラクトバチルス・アシドフィルスのサプリまとめ

今回は、アシドフィルスが摂れるサプリをまとめてみました。

特に夏にジメジメとかぶれやすいアトピーの人、体の内側の柔らかい所にアトピーが出やすい人なんかは、カンジダ危険信号です。

また膣カンジダが気になっている女性、肛門まわりが痒い方も腸内にカンジダが増殖しているかもしれません。

ラクトバチルス・アシドフィルスを意識して飲むようにしてみてください。^^

 

 

菌を積極的に取り入れて、

体の内側からキレイにしていきましょうね〜!!!

 

ラクトバチルス・アシドフィルスとは?働き・研究結果・含まれる食品・医薬品・サプリまとめ

f:id:tommyyoshi-biz:20180726173455p:plain

 

ここでは乳酸菌の一種である「ラクトバチルス・アシドフィルス」についてまとめます。

アシドフィルスの腸内での働き、アトピーなどのアレルギーへの効果や実際に配合されているサプリなど、あなたの菌活にすぐに役立てていただけるかと思います♪

 

では、さっそく行ってみましょう!!

 

1. ラクトバチルス・アシドフィルスとは?

f:id:tommyyoshi-biz:20180717131607p:plain

(引用元:https://institute.yakult.co.jp/bacteria/4238/

 

  • 学名:Lactobacillus acidophilus
  • 分類:Firmicutes 門 Bacilli 綱 Lactobacillales 目 Lactobacillaceae 科
  • 通称:アシドフィルス菌
  • 形状:小桿菌
  • 生息場所:ヒトの腸管、口腔、膣内

 

乳酸菌には、球状と桿状の二種類の形状があり、ラクトバチルスは、乳酸桿菌に分類されます。

 

▽こっちが桿状。球体のビフィズス菌よりも長めなんですね。

うちのマスコットの「きんこさん」です。

f:id:tommyyoshi-biz:20180726174221p:plain

 

ちなみに、ラクトバチルス・アシドフィルスは乳児の腸内から発見された種類のため「ヒト由来」と言われています。

「ヒト由来の乳酸菌」といえばCMで有名なあの乳酸菌のおクスリですね。(詳しくは後述します^^)

では、まずはアシドフィルスの働きから。

 

1.1. ラクトバチルス・アシドフィルスの腸内でのおもな効果

ラクトバチルス・アシドフィルスは酸に強いので、胃酸に強く、生きたまま腸に到達するものが多いとされています。

小腸内に住み着くとされ、乳酸菌の機能として「乳酸」を作り出し、腸内のpHを酸性に傾けて悪玉菌の増殖を抑制することが報告されています(悪玉菌は酸性環境に弱い)。

 

1.2. 悪玉菌に対する効果

免疫アンバランスを引き起こすといわれている「カンジダ菌(真菌、カビの一種)」を強く抑制する効果もよく知られているのがポイント。

カンジダ菌が異常に増えることから起こる婦人病を予防、また治療するために用いられることもあるそうです。
(参考元:Acidophilus (Lactobacillus acidophilus) Safety - Mayo Clinic
アメリカの病院ではカンジダ菌を抑制する効果のあるタブレットを妊婦の膣に処方することで未熟児が生まれるリスクを下げる効果があるーーという記事)

 

妊婦さんが臨月のときにカンジダ膣炎になると、生まれてくる赤ちゃんが産道を通るときにカンジダに感染してしまう恐れがあるため、錠剤を処方して膣炎を治すことが必要になります。

また、膣炎が治りきらないままだと通常分娩は行えず帝王切開になることも。

便秘の改善を目的としてアシドフィルスを含むサプリを日常的に飲んだら、膣炎が緩和されたという口コミも多く見られます。

 

ただし、この菌は製造過程において多量の乳成分を必要とすることから、乳成分に対してアレルギーのある人、免疫に疾患のある人などの使用は避けた方が無難のようです。(上述のMAYO Clinicのページに記載がありました)

とはいえ、サプリの製造方法や配合量にもよるようですから、飲みたいと思ったサプリのアレルギー表示を確認すればOKですのでそれほど心配する必要はないと思いますが。

 

1.3. 免疫に関する効果

アシドフィルスは免疫細胞のバランスを調整し、花粉症・アトピーといったアレルギー症状の予防や症状軽減の効果が期待できるという報告があります。

アトピーなどのアレルギーは過敏になった免疫細胞が自分の細胞を傷つけてしまうことが悪化原因の1つとされていますが、それを改善する作用があるということですね。

またアシドフィルスが作り出す乳酸などの「乳酸菌生産物質」といわれる物質を増やすことで、悪玉菌を抑制することもアレルギー症状の改善につながると考えられています。

 

1.4. お肌に対する効果

アシドフィルスは体内で「ビオチン(ビタミンB7)」を作る働きも報告されています。

ビオチンは一部の皮膚病の治療薬としても使われますが、これがお肌の健康維持にかなり役立つとされています。
(>ビオチンの効果、代表的なサプリについての詳細はコチラ

 

さらに、乳酸菌の中ではビオチンをエサにする種類もあるのですがアシドフィルス菌はビオチンを必要としないため、アトピー改善目的でビオチン療法を行っている場合に飲み合わせのよいタイプの乳酸菌です。

 

 

 

 

2. アトピーなどのアレルギーを改善するなら「ラクトバチルス系」

というわけで、アトピー持ち・アレルギー持ちで症状を改善したい場合は、

「ビフィズス菌」ではなく「ラクトバチルス属」系

を積極的に選んで摂ると効果が期待できるということですね。^^

 

実際に、乳酸菌サプリに含まれている乳酸菌の種類をチェックしていくと、売れ筋でアレルギーに効果がある!と言われている商品の中には特に、「ラクトバチルス・アシドフィルス」が多く入っている事が多いです。

アシドフィルスはマジですごい菌です。胃酸に強く、体内でも生き残るのと、私たちがサプリを買ってでも摂りたい天然ビオチンを作ってくれるんだから。

 

2.1. ラクトバチルス・アシドフィルス菌は腸内細菌にも

アシドフィルスがなぜ「異常な免疫バランス」を調整してくれるのか?というと、カンジダ菌というカビ菌(真菌)を強力に抑える力と、アトピーの原因である暴走免疫細胞をなだめてくれる『T-reg細胞』も増やします。

 

また「カンジダ菌の異常増加がアレルギーを増悪させる」ということが報告されていますが、この菌が増える一番の理由は、抗生物質やピルの服用。

抗生物質やピルを飲むと悪玉菌ともに善玉菌が一気に全滅し、そのスキにカンジダ菌などの悪玉菌が優勢になり腸内環境が悪化するのですが、このカンジダ菌はそれだけではなく、腸内の細胞を攻撃して血中に侵入し、体のあちこちに回るとされています。

 

2.2. カンジダ菌が体内で増えるとどうなる? 

実は、カンジダは本当は「日和見菌の一部」ともされていて、普段は別に大した菌じゃないらしいんですけど、湿ったところが大好きで、巣を作って増殖するとタイヘンなことになるようです。

女性でいうと、風邪などで抗生物質を飲んだ後は決まって【カンジダ膣炎】になってしまう癖がついてしまっている人も多いそうです。

日本の女性(10代〜50代)の5人に1人はカンジダ膣炎の経験者というデータも。

f:id:tommyyoshi-biz:20180726161321p:plain

引用元:腟カンジダって?原因と症状|エンペシドLシリーズ|佐藤製薬

 

もう1つのデータでは、もうちょっと感染率が高いです。

f:id:tommyyoshi-biz:20180726172601p:plain

引用元:膣カンジダを恐れない!女性のための乳酸菌ライフ

 

私も心当たりがあります。。

妊娠している時はどうしても免疫力が低くなって膣カンジダを発症してしまうのですが、出産前にきちんと殺菌しないと正常分娩できないです。

産道(膣)を通る赤ちゃんの皮膚にベタベタとカンジダ菌が付着し、以上繁殖すると命に関わることもあるそうです。それほどカンジダ菌は警戒されてます。

 

実は私も、カンジダに対してアレルギー(クラス2)がありますし、娘もカンジダアレルギー(クラス2)があります。

アトピーや喘息の原因が実はダニではなくカンジダだった、というケースも報告され、その場合はステロイドでは効かないので「抗真菌薬」を治療に用います。

 なので、カンジダ対策としてもアシドフィルス菌を含む乳酸菌サプリは重宝したいところですね。

 

ちなみに「アシドフィルス菌」の「カンジダ」に対する効果については海外の研究でも一番多いそうです。

では、そんなイケイケなアシドフィルスを摂るには、いったいどんなサプリを選べば良いの?という話を次にしますね。

 

 

 

3. ラクトバチルス・アシドフィルスを含む市販の医薬品/健康食品

アシドフィルス菌はどんな医薬品、健康食品に含まれているのでしょうか。

代表的なものを挙げていきます。

 

3.1. アシドフィルス配合の「おクスリ」

指定医薬部外品に分類される新ビオフェルミンS錠があります。

新ビオフェルミンS錠には3種類の乳酸菌が配合されていて、そのうちの1つがアシドフィルスなんですね。

 

f:id:tommyyoshi-biz:20180726162002p:plain

 ただ、これらの菌がどれだけ入ってるの?って言うと、実は成人の用量(1日9錠中)ではそれぞれ「3億個ずつ」しか入ってないです。

 

少なすぎですよね??ww

だから効かないんですよね。
(私は妊娠中に2瓶飲んだけど全く変わらず。)

 

3.2. アシドフィルス配合の「食品」

市販されている食べ物としては、オハヨー乳業のL-55株乳酸菌を含むヨーグルトがあります。 

f:id:tommyyoshi-biz:20180726162859p:plain

商品説明に「生きて腸まで届き、おなかにやさしい『L-55乳酸菌』を使用」と書いてありますね。「L-55」は「ラクトバチルス・アシドフィルス」の菌株のひとつで正式には「ラクトバチルス属 アシドフィルス種 L-55株」です。

アシドフィルス種には他にもいろいろ種類があって、L-55株のほかにL-92株、CK92株などがあることが分かっていて、株によってもうっすらと働きが違うのだとか。
(L-55は免疫力アップなのでアレルギー予防とは違う)

 

これも比較手に入手しやすいとは思うのですが、私の住んでいる場所の近所のスーパーでは見つかりませんでした。。。orz

あと、せっかくのアシドフィルスも何億個かまでは書いてないのと、砂糖が10g近くも入っているので・・・悪玉菌が優勢の腸内環境では逆効果かな???

ヤクルトの二の舞になりそうな気がして、敢えて食べることはないかなって感じです。

 

3.3. アシドフィルス配合の「乳酸菌サプリ」

乳酸菌サプリには結構含まれているものが多いです。

ただ日本のサプリでは少なくて、「カルピスアレルケア」「乳酸菌革命」の2つにアシドフィルスが含まれています。

なおアメリカのサプリは1つだけ「マルチドフィルス」というものを飲んだ事がありますが、配合量が全部で200億個と少ないです。

ビオチンなど他の栄養素では高濃度処方を得意としているアメリカ製サプリですが、乳酸菌サプリ業界については日本の方が優勢のようです。

 

 

まとめのまとめ

というわけで、今回はラクトバチルス・アシドフィルスについてまとめてみました。

整腸作用はもちろんのこと、過剰免疫の抑制に役立つのと、悪玉菌抑制っていうところが頼りがいありそうですね!

ちなみに、アメリカの乳酸菌サプリには必ずと言っていいほどこの「アシドフィルス」が配合されていますよ。もはやメジャーですね♪

 

なお、アシドフィルスを含むサプリの紹介ページでは、サプリでどれくらいの量が摂れるかも詳しく書いています。

アシドフィルスを飲んでみたい方はこちらをチェックしてみてください。^^


atopy-probiotics.hatenablog.com

 

【UHA味覚糖・トリプル乳酸菌グミ】2粒で1,000億個、手軽に食べれるグミサプリ飲んでみた。

今や、サプリは「おやつ感覚」で摂る時代になってきました。

私は毎日乳酸菌をはじめビタミンミネラルのサプリを愛用していますが、今回はローソンで見つけたこのグミサプリがどうしても気になり・・・

買ってみましたので、早速レビューをしたいと思います。

 

トリプル乳酸菌 (UHA味覚糖

f:id:tommyyoshi-biz:20190802055556j:imageグミで、1日あたり1000億個!! 

10日分で400円ちょっとはコスパが良いです。
 
しかもこのグミサプリシリーズ、乳酸菌だけじゃなくて、ラインナップが普通のサプリのようで面白いです。

f:id:tommyyoshi-biz:20190801144215j:image
出典: UHA味覚糖
 
グミで乳酸菌1000億個とは、すごいですよね♪

ただこのトリプル乳酸菌グミだけ、なぜかホームページで紹介されてないんだけど、(ほかにマルチビタミン亜鉛ルテインなど数種類あります)

調べてみたら、乳酸菌だけローソンのみで発売されているようでした。

なぜだろう・・・理由は不明ですが。

 

それでは、乳酸菌グミの中身をご紹介!

  

グミサプリの原材料、配合乳酸菌など

f:id:tommyyoshi-biz:20190804182530j:image

 

原材料名

^^^^^^^^^^^^

砂糖、水飴、コラーゲン、濃縮りんご果汁、乳酸菌粉末(殺菌)、甘味料(ソルビトール)、酸味料、ペクチン、香料、光沢剤

^^^^^^^^^^^^

原材料名では、1番目に砂糖、2番目に水飴。

詳しい人はピンと来ているかも・・・。
 

乳酸菌の種類

^^^^^^^^^^^

・ラブレ菌  1億個

シールド乳酸菌 100億個

・フェカリス乳酸菌  900億個

^^^^^^^^^^^

全部で1,001億個の乳酸菌が摂れます。

ただ、原材料を見る限りだと、乳酸菌は摂れるけども、同時にカンジダ&悪玉菌を元気にしちゃう方の配合ですかね??

 

味はいまいち。。。

お味はリンゴのようなヨーグルトのような甘い味がします。

グミは固めで噛みにくく、歯にくっつきやすいので、それが難点かなーと思います。

 

私の感想) 10日、きっちり飲みました。

結果からお話しします。あくまで私のケースですが、それまで毎日続いていたお通じが、4日目にパッタリ途絶え、、、、、

そのまま1週間、音沙汰なしでした。

アトピーも若干悪化。

特に、手湿疹が酷くなりました。

もともと手はぶり返しやすかったのですが、 いきなり水泡がブワーっと戻り、久々にちょっとした地獄を味わいました。^^;

 

なので、グミサプリはおやつがわりとか気休め程度で食べるのがいいかと思います。

おやつにチョコやケーキを食べるのよりは全然マシですよね。^^

 

 

グミサプリと乳酸菌サプリの違いをマジメに考察

あまり体質に合わなかったからといって落ち込む方ではないので、今回も一応、両者の違いをかなりまじめに考えてみました。

今回試したグミサプリといつも飲んでいる効果抜群の乳酸菌サプリでは、何がどう違うのか?と。

すると、2点ほど大きな違いがあることが分かりました。

ちなみに、私がいつも飲んでいるのは「乳酸菌革命」や「ラクトビフ」というサプリですので、それら普通の乳酸菌サプリとの比較になります。

(補足しておきますと、この2つに巡り逢うまでにかなりの種類の乳酸菌サプリ・製剤を試してきましたが、この2つのみが今のところ私にとってベストプロバイオティクスです)

 

グミサプリと普通のサプリの違い① 添加物の種類

グミサプリがなぜダメだったかというと、やはり添加物の種類でしょう。

このブログの読者さんならおなじみであろう、カンジダ菌をはじめとする悪玉菌の餌成分である砂糖、水飴がマズイです。

砂糖・水飴はどちらも「単糖類」で腸内細菌のエサになりやすく、悪玉菌が優勢な腸内環境をよけいに悪化させてしまう可能性があるからです。

一方、カプセルタイプのサプリでは砂糖を添加する必要はないので、この心配がゼロです。

 

グミサプリと普通のサプリの違い② 乳酸菌の種類

次に、乳酸菌の種類の違いにも触れておきたいと思います。

今回のUHA味覚糖のグミサプリに配合されている乳酸菌の種類は、端的にいうとアトピー向きではなくお腹の健康用という印象が強いですね。^^

ラブレ菌は1億個とかなり少ないです。

ラブレはアレルギー抑制効果が期待でき、「少量でも威力が高い」とはされているのですが、具体的な数量に関して触れられている論文などが存在しませんので、1億個という量がどう作用してくれるかは触れないでおきます。
 
100億個のシールド乳酸菌はどんな乳酸菌かというと、森永乳業が名付けたビフィズス菌でで、免疫系を強くする作用が確認されています。

シールド乳酸菌はインフルエンザなどの冬の感染症予防に役立つとあって、冬期によく出回っています。
  
900億個のフェカリス乳酸菌は 「エンテロコッカス・フェカリス」という種類です。

死菌であっても腸内環境の改善に役立ち、伊藤園の調査では花粉症改善にも役立つとされていますが、 一方で、フェカリス菌は「痩せ菌」とも呼ばれているみたいですね。

ダイエッターさんならご存知なのかも??
 

なので、グミサプリに入っている乳酸菌のはたらきとしては、

アトピー・アレルギーというよりも

・免疫力アップ、健康維持に期待

という感じかなと思います。

 

おわりに

というわけで、今回はUHA味覚糖「トリプル乳酸菌グミサプリ」についてレポートしてみました。

さいごに公平な意見をお話ししておきますと、まだ乳酸菌サプリのことをよくご存じない方は、こういったおやつ感覚で続けられるグミから入ってみるのもいいのかもしれません。^^

 

ただ、乳酸菌マニアの意見を添えておくならば、このグミを1日2粒食べて乳酸菌が1,001億個摂れたとしても、同時にスティックシュガー1.3本分の砂糖を摂ることになるので、アトピーやお腹の調子が崩れやすい人はやめておいた方が賢明です。

さらに、1個400円は安いと感じがちですが、グミサプリだって10日で400円以上するわけで(=1ヶ月1,200円)それってぜんぜん安くないワケです。

1ヶ月1,200円なら、アマゾンやドラッグストアなどで売られている安価なカプセルタイプの乳酸菌サプリの方が、よっぽど効果を感じられる確率が高くなると思います。

 

水なしで飲めるサプリを探している方への補足

ちなみに、水なしで飲めるタイプじゃなきゃどうしてもイヤ!という場合は、ハッキリ言って日本の乳酸菌サプリにはあまり良いものがありません

味付けのために思いっきり砂糖が添加されているからです。^^;;

 

水なしで飲めるタイプは、アメリカ製の方が良いです。

アメリカ製のタブレット(ラムネ)のサプリには、砂糖ではなくキシリトールなどの甘味料を使っていますので、虫歯が心配な方はアメリカ製タブレットサプリが良いでしょう。

すべて考え方次第なのですが、「砂糖もイヤだけど合成甘味料もイヤだ」と考える方もいらっしゃるかと思います。

そういう場合は、各自でメリット・デメリットを天秤にかけて、カプセルタイプにするなどお好みで選ばれるといいと思います♪^^

 

全体的な添加物の多さは、

タブレット > カプセル > 顆粒

とい順番になっていて、私は個人的には「砂糖」を徹底的に避けているため、普段はカプセルタイプかアメリカのタブレットタイプしか摂らないように気をつけています。

 

今回はここまでです。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ご参考まで^^

 

 

乳酸菌摂ってるのにアレルギーが悪化するのはどうして?もしかしたらビフィズス菌のせいかも

f:id:tommyyoshi-biz:20180609152920p:plain

  • 乳酸菌サプリを続けて摂ってるのに、アレルギーむしろ悪化してる気がする・・・
  • これって好転反応なの?それとも体に合わないの?

判断が難しいですよね。( T_T)\(^-^ ) 

確かに「乳酸菌サプリ」自体は悪玉菌を抑制したり免疫力強化してくれるので健康には良いのですが、その中に含まれている乳酸菌の種類によってはアトピーには向かないことがあります。ビフィズス菌がソレです。

というわけで今回は、アレルギー抑制目的なら選ぶべき【乳酸菌の種類】とは何か?なぜビフィズス菌がダメなのかまとめます^^ 

 

1. ビフィズス菌って何だっけ?軽くおさらい

まず軽くおさらいですが、乳酸菌にはいろんな種類があります。混同しがちな情報なので整理しておきましょう。

 

1.1「乳酸菌」には大きく分けて2つ+α

乳酸菌には大きくビフィズス菌ラクバチルス菌という2つの種類に分けることができます。
残りの1つは、その他大勢って感じで捉えておけばOKデス。(ざっくりです!笑)

なお、サプリのラベルの成分表示などでは、ビフィズス菌系はB.xxx、ラクトバチルス系はL.xxxと記載されます。 

 

1.2 植物性乳酸菌「ラクトバチルス」がアレルギーに良い

この大きな2つの種類のうち、アトピーに良い効果をもたらしてくれるのが「ラクトバチルス」。

ラクトバチルスは乳酸を産生したりとビフィズス菌とは少し違った働きをするのですが、
一番スゴイ働きが「過剰なアレルギー反応」を起こしている状態を改善してくれるという点です。(と、研究報告されています>くわしくはこちら

 

 

2. アレルギーの最大の原因=自分自身

2.1. アレルギーのメカニズムとは

アレルギーのメカニズムをここでざっくり説明しておきます。

私たちの「免疫細胞」の大部分は腸の中に存在していて、ふだん免疫細胞は「細菌」「ウィルス」とか「悪玉菌」とかだけを攻撃して私たちの体を感染症から守ってくれています。
「免疫細胞」は、私たちが健康を維持する為に欠かせない「見回り警察」みたいなモノなんです。

ところが、季節の変わり目に花粉が飛び始めたり、アレルゲンとなりやすい物質を大量に吸い込んだり、風邪を引いたりして免疫バランスが崩れると、免疫細胞がびっくりしてパニックになってしまい「トチ狂って暴走する奴」が出てくるんです。

 

2.2. 免疫細胞は一度暴走しだすと手がつけられない! 

トチ狂って暴走する免疫細胞は、一度暴走しだすと誰にも手がつけられなくて、手当たり次第に周りの細胞を傷つけまくります。(これがアトピー肌を傷つけちゃったり食物アレルギーになっちゃったりするそうです)

この暴走免疫細胞、有吉さん風に名付けるなら「暴走免疫ヤロー」といったところでしょうか。もしくはジャイアンかな。。

 

で、この暴走免疫ヤローは、自分だけで騒いでるならまだしも、周りの正常な免疫細胞にも「オイ、あっちに敵がいるぞー! お前も一緒にやっつけようぜ!!」と焚き付けて、みんなで暴走しまくっちゃうんです。(TT)コワイ・・・

 

 

3. 暴走免疫細胞が暴れ出した!そのとき、他の菌たちは・・・

菌によってどっちの勢力に加勢するかが別れてくるんですが、これが厄介かつ重要です。

実は、ビフィズス菌は暴走免疫ヤローを応援しちゃうんですよ。スネ夫みたいな感じですかね。だからダメなのビフィズスちゃんは。

一般的にはビフィズス菌は悪玉菌を抑える効果も報告されているので必要は必要だし、摂らないよりも摂ったほうがいいハズなんですけど、この暴走を直すチカラは無いんです。

そこでご登場願いたいのが、「ラクトバチルス乳酸菌」。

 

3.1. ラクバチルス菌は何をする?

ラクバチルス菌には、この暴走を直すチカラがあります。

暴走免疫ヤローには直接は手を下さないのですが、それとは別の「Tレグ細胞」という細胞を活性化することができると言われています。

この「Tレグ細胞」はいわば「免疫細胞の先生」で、暴走免疫ヤローを見つけて諭してくれます。

「おい君、それは敵ではないよ。騒ぐのはやめて持ち場に戻りなさい。」と暴走ヤローをなだめてくれるんです。

しかし、腸内環境が悪化してる状態だと暴走免疫ヤローが増え出すので、Tレグ先生は忙しくなってしまいます。

そこで、この「Tレグ先生」を活性化するのがラクトバチルス乳酸菌」

 

特にTレグ先生とガッツリタッグを組むとされているのが、「ラクトバチルス・アシドフィルス」という種類の乳酸菌のようです。

ラクトバチルスは種類によっては悪玉菌を直接抑える効果もあるそうなので、もうホント、摂れば摂っただけイイみたいですね。
(乳成分へのアレルギー持ちはアレルギー情報をしっかり確認すること!) 

なお、分かりやすくしようと思ってざっくり解説しましたが、この内容はNHKの番組で解説されており、海外の研究報告で上がっている内容となります。

 

なので、アトピーの体質改善をしたいなら、暴走免疫ヤローを応援するビフィズス菌じゃなくって、Tレグ先生を応援するラクバチルス菌が多く入ってるようなサプリを選ぶといいよ、ってことになります。

 

 

乳酸菌でアレルギー悪化の原因・まとめ 

これから乳酸菌サプリでアトピーを改善したい!と思っているなら、このポイントだけ押さえておけば間違いない筈です!

  1. ビフィズス菌は暴走免疫ヤローを応援しちゃう
  2. ラクトバチルス種はTレグ先生を応援してくれる

別の記事で触れていますが、ビフィズス菌がダメな理由はじつはもう1つあって、私たちのお肌の再生に重要な「ビオチン」を食べまくっちゃうこと。
なので、ビフィズス菌は頑張って食べてもちょっとアトピー改善とは方向性が違うんですね。 

ただ、一応ビフィズス菌にもイイところはあって、 住むところが大腸なので、お通じをよい状態に整えてくれるチカラが強いです!

お通じの総量の数十%は腸内細菌の死骸(もしくは生菌)と言われていますから、ビフィズス菌はお通じのカサを増やしてくれる!というメリットがあるのですよ。^^

 

これも現在のアナタの腸内環境(腸内フローラ)の状況によっても変わると思いますので一概には言えませんが、とにかくなるべく早くお肌を強くしたいなら「ラクトバチルス系」を意識して選んでいくのが成功のポイントとなるかもしれません。

 

なので基本的に乳酸菌サプリを選ぶ時は、

  • なるべく乳酸菌の種類が多くて
  • 量も多くて(最低500億個以上)
  • ラクトバチルス系がちゃんと入ってる(できればB.よりも多め)

こんな感じのスタンスでいれば、少しずつ変わっていけるものじゃないかと思います。

 

補足)乳酸菌と合わせて摂りたい!おすすめサプリ

なお、ビフィズス菌がビオチンを食べちゃう件はボロボロ肌のアトピー的には結構な死活問題でした。

私はアトピーがめちゃんこひどい頃に「ビオチン療法」というものを知り、ビオチンサプリを大量に飲んでいました。そのおかげか、お肌が少しずつ強くなっていきました。

他のページでもお伝えしている通り、一番功を奏したのは「アレルナイト」で睡眠不足がスッキリ改善できたからだと思いますが、
それと併用して「ビオチン」を大量に摂ったことは私のお肌にすごく良くて、結果的にはお肌を強くするスピードを早めてくれたんだと思います。

 

私もうアトピーは治ってますが、ビオチンと乳酸菌はずっと続けようと思っているくらい快調をキープできてますよ♪ 

 

ビオチンに関する情報はコチラです♪

アトピーにはビオチン療法!ビオチンはどこで買える?処方・保険適用できる?

アトピー持ちに必要なのは「天然ビオチン」のみ!サプリ選びのポイントを解説

 

では今日はこんなところで。

今日もお読みくださりありがとうございました!

 

 

 

ピルクル、ヤクルトは悪玉菌を応援しちゃう!?その理由を詳しくまとめました

ピルクル ヤクルト アトピー アレルギー 悪化

こんにちは。30代、菌活女子のATOxPRO! 管理人です。^^

突然ですが、あなたは「アトピーの人がピルクルやヤクルト飲むとどうなるのか?」について、きちんと考えたことありますか?

冬の時期はさらに「免疫力アップのR-1乳酸菌入り!」などと巷がザワつきだすと思いますが、ピルクルやヤクルトに限ってはアトピー持ちは避けておいたほうが無難かも…というのが当サイトの持論です。

(アトピー的には、です。健康な人はご自由に!私はピルクルの「味」は好きです!

 

去年のはじめごろ、私はアトピー闘病のラビリンスにおりまして、ピルクルやヤクルトをグビグビ飲みまくってました。

でもアトピーと乳酸菌の関係、腸内最近の働きを知っていくうちに、このような「乳酸菌飲料」を飲むと、逆に悪玉菌を応援してしまうリスクがあることを知りました。

なお前回は乳酸菌飲料の落とし穴についてまとめた内容を書いていますが、今回はピルクルのもつ悪玉菌応援リスクについてもっと詳しく書いていこうと思います。

 

 

 

1.まずは「原材料名」確認

f:id:tommyyoshi-biz:20180604143531j:plain

これ、ピルクルのボトルです。原材料は・・・

  • 1番目に砂糖
  • 2番目にぶどう糖果糖液糖
  • 3番目に脱脂粉乳 ←コレが乳酸菌
  • 4番目に香料

つまり、1にも2にも砂糖。水すらなく、砂糖を、砂糖液に溶かしてるんですよ。 

 

砂糖を、砂糖液に。

 

なにがダメか分かります?

「砂糖を砂糖液にIN」の何が悪いっていうの?太るってこと?

(๑•́ ₃ •̀๑)<私、ヤセ型のアトピーだから別に関係ないんですけど。)

 

・・・ちがいます。

アトピーにも糖分は関係あります。大いにあります。 

 

2. 糖分(単糖)がアトピーに悪い理由

なぜ糖分(単糖)がアトピーに悪いかというと、糖分は「悪玉菌」の大好物だからです。(「ブドウ糖、ショ糖、麦芽糖、アミノ糖、ハチミツ」のような単糖類、二糖類と呼ばれるヤツが特にダメ。お菓子に使われるような糖類と覚えておけばOKです。)

 

だから、アトピーをよくしたい目的なのにも関わらず糖分を体に入れると、悪玉菌を超元気にしてしまい、逆効果になる恐れがあります。

ちなみに糖分は善玉菌の大好物でもありますが、悪玉菌の方が多勢になっている腸内環境では悪玉菌にばかり糖分を食べられてしまうので、肝心の善玉菌は元気にできない

 

便秘に効くと謳われている「オリゴ糖」を摂っても同じことが起きます。

腸内環境がすでに悪玉菌優勢になっているなら、オリゴ糖を摂ってもハチミツを摂っても悪玉菌に食べられてしまいます。だから効果を感じにくくい。これはオリゴ糖メーカーは言わないことですけど、、、。

 

 

 

3. 糖分で強くなった悪玉菌がさらに悪さをする

「悪玉菌のエサ」である砂糖は、腸内の悪玉菌を強くします。

この糖分は、そのまま悪玉菌の細胞膜として使われたりするそうです。

つまり糖分を取り続けるとどんどん悪玉菌が増える恐れがある。

・・・では、さらにその「悪玉菌」が増えすぎると、脳に司令を出し、私たちの体をコントロールし出すということはご存知でしょうか。

 

そして、それがどんな司令か分かりますか?

 

・・・・

 

「砂糖をもっとよこせ!」

 

です。

 

 

ピルクルを飲むことは、悪玉菌、善玉菌 どちらにとって有利か?

もう分かりますよね・・・。

糖分への渇望は、悪玉菌に支配されている証拠。

アナタがもし今こう思いながら甘いものを欲しているなら、悪玉菌にカラダを乗っ取られているのかも。

あとは、甘いものを食べても満足できない人は、血糖値スパイク現象も起きているかもしれません。(ここでは割愛します)

 

 

腸内環境だろうが血糖値スパイクだろうが治す方法はただ一つ。甘いものをやめることです。

 

5. 「ブドウ糖果糖液糖」ヤバいです。

 ピルクルの原材料の2番目に入っているブドウ糖カ糖エキ糖。

「糖」っていう字が3回も出てきてるんですよね。(笑)

きちんとした情報を載せておきますと・・・ 

■ブドウ糖果糖液糖とは:

ブドウ糖果糖液糖は人工甘味料で、さつまいもやじゃがいも、トウモロコシのでんぷんから作られる食品添加物で、「高果糖のトウモロコシ液」と言えます。

ブドウ糖果糖液糖は、なによりも甘さを出すことを目的として作られていて、製造の過程でいくつかの分解酵素を与えて変質を繰り返すため、「トウモロコシの遺伝子組み換え食品」です。

(内容要約)ーー参照元:ブドウ糖果糖液糖(異性化糖)とは……害と安全性について | たべるご 

・・・体に良いわけないよね。

スティックシュガー(精製された白砂糖)よりも悪いです。

 

 

まとめ

というわけで、結論。

いますでにピルクルやヤクルトを飲んでいるけれど、アレルギーやアトピーなどがなかなか治らずに悩んでいる方は、一度中断してみてはいかがでしょうか。

 

あまりピルクルをいじめたくないので(美味しいし)公平性を保つために補足しておきますが、あなたがもしピルクル飲んでいてアトピーが改善しているなら、しばらく続けて様子を見てみても良いとは思います。体に合っていればコッチのもん、なんですよね。

ですが「頑張って飲んでいるけれどあんまり効果がない」という状況ならば、きっぱりと辞めてサプリを始めたほうが賢明かもしれません。

 

すべては相性次第なのですが、サプリの方がやっぱり効率的です。

私、サプリでアトピーよくなっちゃったし。。

このサイトでは「乳酸菌サプリの選び方」を詳しくまとめていますので、もしよろしければ見てみてください。^^

 

あなたの乳酸菌サプリ選びに役立てていただけたら嬉しいです!