アトピー&プロバイオティクス

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ラクトバチルス・パラカゼイ乳酸菌(K-2株)とは?働きと研究結果

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パラカゼイの株種の1つである「ラクトバチルス・パラカゼイ・K-2株」「酒粕」から分離された乳酸菌です。

アトピー性皮膚炎やスギ花粉症などのアレルギー症状を緩和する作用があることが報告されています。

さらに最近では、他の株と同様にインフルエンザ感染による症状の軽減作用も動物試験で確認されています。

 

アトピー改善、免疫力アップの大本命株ですね!

 

というわけで、今回はK-2乳酸菌の働きと必要摂取量の摂れるサプリについてまとめます。 

 

なお、パラカゼイK-2株の研究結果については亀田製菓の「お米の研究」というページでK-2株の作用についてまとめられていたので、一部引用させていただきます。

この記事の目次

 

 

1. パラカゼイK-2株の効果

1.1. マウス実験でアトピー改善

アトピーの症状を引き起こすマウスに「K-2乳酸菌」入りの餌と普通の餌を与えて比較した結果、K-2乳酸菌入りの餌を食べたマウスに耳の亀裂や出血などの皮膚症状の緩和が見られました。

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(引用元:お米の研究 TOP | 亀田製菓株式会社

 

1.2. ヒト実験でアトピー改善

軽症から中等症のアトピー性皮膚炎患者(成人)33名を2つのグループに分けて、2つの種類の薬を摂取してもらう試験を実施しました。

飲んでもらった薬は以下の2種類。

  1. 「K-2乳酸菌」 200㎎(2000億個)
  2. もしくはプラセボ食品(K-2乳酸菌なし)

これを8週間にわたって摂取後、皮膚症状は医師と患者さん本人に評価してもらい、変化を比較しました。

 

なおこの試験は「二重盲検試験」と言われ、患者さん本人はもちろん診断する医師側にも「誰がK-2摂取群/プラセボ群か分からない」状態で診断するため、信頼性の高い試験方法です。

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(引用元:お米の研究 TOP | 亀田製菓株式会社

プラセボを飲んだグループにも少し変化はあったものの、K-2菌を摂取したグループには症状がより大きく改善しました。

 

このように、K-2乳酸菌を摂取することのメリットにはアレルギー症状の緩和が挙げられます。

 

 

2. 「K-2乳酸菌」が効果を発揮する摂取量とは

上記のヒト試験において設定されていた「量」に注目していただきたいのですが、

「1日200mg=2,000億個」のK-2乳酸菌を8週間にわたり摂取、となっています。

アレルナイトプラス1日分には1,000億個のK-2乳酸菌が配合されているため、1日2,000億個・・・となると、アレルナイトプラス2包分になるためちょっと実践しづらいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ「アレルナイトプラス」のメーカーによると、「研究において1日100mg(1,000億個)が必要という結論が出た」と記載されていたことがあります。

なので、アレルナイト1包(100mg入り)でも効果が出る事が期待されているということになりますね。

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「アレルナイトプラス」公式HPより)

 

アレルナイトプラスの機能は乳酸菌だけではなく、睡眠効果による効果が高いという側面もあるので、実際に私が飲んでいる感覚としても「乳酸菌の数が足りてない」と感じたことはないですね。

何より朝から調子が良くなるので、その違いに驚かれることと思います。

 

▽アレルナイトプラスを飲んでみた感想を正直レビューしています。


 

アトピーの症状をなんとかしたい、痒みによる睡眠不足を解消したい方は、最低1,000億個、という考えでいると良いかも。

 

 

アトピー改善の道は1日ずつ!

 

頑張りましょうね!!!