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どっちがオススメ?「ヤクルト・ピルクル」の機能・乳酸菌量・コスパを比較

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  • ピルクルやヤクルトを飲みたいんだけどどっちがいい?
  • アトピーなんだけどどっちがオススメ?

気になりますよね。

ATOxPRO管理人的には「乳酸菌飲料」には基本的には注意してほしいんですけど、これは食べる側の人によってもかなり大きく変わるのが事実です。

サプリが苦手な人もいらっしゃると思うので、そんな方は乳酸菌飲料を飲む方が良いと思います。

というわけで、今回はヤクルト・ピルクルの比較についてまとめます。

 

  

1. トクホ認定は受けている?

「ピルクル」や「ヤクルト」はどちらも特定保健用食品(トクホ)の認定を受けています。

トクホの食品は、じつはそこらへんの怪しいサプリよりは効果が高いんじゃないかな、と管理人的には思うことがあります。

トクホのポイントをここでおさらいしておきますと、

  1. 菌種がしっかり明記されている
  2. 菌の数が多い

この2点がトクホを選ぶことの最大のメリットですね。

なおトクホの認定を得るには、企業が食品や成分の効果についてきちんとまとめる必要があるそうなので、トクホ認定を受けていない乳酸菌飲料よりもヤクルト・ピルクルの方が安心だと言えます。

 

 

2. ピルクルとヤクルトの比較

それでは、ピルクル&ヤクルトの違いを比較しましょう!

 

  ヤクルト ピルクル
乳酸菌の種類 乳酸菌 シロタ株
(L.カゼイ YIT 9029)
カゼイ菌 (NY1301株)
乳酸菌の量 400億個 150億個以上
保険機能食品 特定保健用食品 特定保健用食品
商品カテゴリー 乳製品乳酸菌飲料 乳製品乳酸菌飲料

原材料

ぶどう糖果糖液糖、砂糖、脱脂粉乳、香料 砂糖、ぶどう糖果糖液糖、脱脂粉乳、香料
内容量 80ml 65ml
メーカー希望価格 80円 オープン価格
スーパー実勢価格
(10本入)
300円前後 200〜250円
1本あたりのコスト 30円前後 20〜25円

※ピルクルは日清ヨーク、ヤクルトはヤクルトの公式サイトより引用させていただきました。
※スーパー実勢価格は、私の近所のスーパー(関東圏)の4社の平均値です。
 お住まいの地域によっては価格に差が生じることがあります。

 

 

2.1. 含まれている乳酸菌の種類の違い

表から一番重要な乳酸菌の種類をピックアップして比較します。

●ピルクル:
種類:Lactobacillus casei(ラクトバチルス・カゼイ)NY1301株

ヤクルト:
種類:Lactobacillus casei Shirota(ラクトバチルス・カゼイ・シロタ)YIT9029株

 

まず乳酸菌の種類ですが、ピルクルとヤクルトは同じラクトバチルス・カゼイの仲間ですが、「株」の種類が違います。

L.カゼイだから働きはだいたい似ているんでしょ?と思いきや、結構な差があるのだとか。(人間でいうとアメリカ人と日本人のような)

ですがこの2つの株には整腸作用が主な効果とされており、どちらもアレルギー抑制については詳しく書かれていなかったので詳細は分かりません。m(_ _)m

 

ただ、ヤクルトのシロタ株の方は「腸に定着しませんので、続けてお飲みください」とハッキリ書かれてしまっています。
ここまでハッキリ書かれていると潔いというか、こういう企業姿勢は好きですけど、なんだかガッカリしますよね(苦笑)

ちなみに、ピルクルの方には「毎日継続して摂ることにより…」とだけ書かれているので、これも定着させるのは難しそうと考えるのが良いでしょう。

 

というわけで、乳酸菌の種類についてはヤクルトもピルクルも似ていると考えておきましょう。

 

2.2. 含まれている乳酸菌の量の違い

●ピルクル:
量:150億個 

ヤクルト:
量:400億個 

ヤクルトに含まれる乳酸菌は400億個で、ピルクルが150億個なので、ヤクルトはピルクルの2.3倍。

 

つまり、

ヤクルトは乳酸菌量が多い!!

ということが分かりますね。^^

 

じつはヤクルトの「400億個」って結構多くて、たとえばカルピスの「アレルケア」という乳酸菌サプリは「ラクトバチルス・アシドフィルス」を200億個含むのですが、単純に乳酸菌の数だけで比べてみるとヤクルトの方がアレルケアの2倍の乳酸菌が摂れる計算になります。

ただし、ヤクルトが含むのは「工場出荷時に、生きた乳酸菌の量」なので、運搬や保管状況、飲むタイミングや食べ合わせによって「生きた乳酸菌」はどんどん死んでいきます。

L.カゼイは一般的には死菌であっても効果はある種だそうですが、「生きたままの乳酸菌」をウリにしているヤクルトですので、どれほど腸内に到達できるかは不確実です。

このあたりはサプリと乳酸菌飲料の比較のお話になりますので、別のページで詳しくまとめています。知りたい方はこちらへどうぞ。^^
(>>乳酸菌飲料じゃダメな理由5つ!サプリとの決定的な違いはコレだった

 

というわけで「乳酸菌の量」としてはヤクルトに軍配が上がりますね。^^

 

2.3. ランニングコストの違い

まず乳酸菌飲料は、ランニングコストが安いというメリットがあります。

2.でご紹介した表から、コストについてピックアップします。

●ピルクル:
10本入 200円〜250円
=1日 20円〜25円
=1ヶ月 600円〜750円 

●ヤクルト:
10本入 300円
=1日 30円
=1ヶ月 900円

というわけで、それぞれを毎日飲み続けた場合の1ヶ月あたりのコストの差は「150円〜300円」となります。

この差をどう感じるかはそれぞれだと思いますが、私ならこのくらいの差ならヤクルトを飲みますね。

「400億個なら半減したとしても200億個残る」のはやっぱりヤクルトの良い点です。ピルクルだと150億個が半減すると75億個になって、飲む意味なくなるかな?なんていうノリですね。^^

ただ、例えば5人家族が毎日飲むとすると、コストの差は毎月1,500円にもなるので人それぞれということで。

 

 

ヤクルト・ピルクル比較のまとめ

というわけで、ヤクルト・ピルクルの比較をまとめておきますと・・・

  • コスト面重視=ピルクル
  • 機能面重視=ヤクルト

となります。^^

どちらも良い方を選んでみるのが良いと思います。

なお私が過去に飲んでいた時は、その時のおサイフの状況とか、賞味期限が長い方とかw で選んでいました。

それでは最後に補足です。補足と言っておきながら、結構重要な話をしておきます。

 

コスパ最強だからヤクルトだけでよくない?ってあえてツッコんでみる

意外とコスパ最強な乳酸菌飲料。こんなに多く乳酸菌が摂れるなら、サプリ代わりに飲めばイイんじゃない?と思いますよね。思います?よね?^^

 

しかし。

そういう事はあまり考えない方がいいかもしれません。

 

だって、アトピーってすでに毎日つらいじゃないですか。

それを治したくて実践するのに、ヤクルトみたいな亀レースで本当にいいの?ってことです。

 

圧倒的な効果によって

アトピーを1日も早く完治させたい!

 

こう考えるなら、正直400億個でもヤクルトはナシです。

理由は別のページでご説明していますが、食品はあくまで食品。いくらトクホでもです。

商品ページには色々書いてありますが、あくまで食品であって医薬品ではないので。
(医薬品ですら効かなかったのが私の便秘ですが。。)

 

なので、あくまで「食生活の一部」として、いま健康な人が「健康キープ」のためにたまに飲むならいいんじゃない♪っていうレベルです。

健康な人でも風邪をひいたりして免疫力が下がったり、不摂生によって腸内環境が悪くなる…そうならないように、毎日継続して飲む。それがヤクルトやピルクルの立ち位置なのです。

繰り返すようですが、「今すでに何かのアレルギーや病気を患っていて、それを治したい」とか「しつこい便秘を解消したい」っていう人に向けたものではありません。

 

否定的な意見を書いてしまい申し訳ありません。

けれど…私はサプリを第一選択肢としていて、それで実際よくなったので。

オリゴ糖から始まり、ピルクル、ヤクルト、はちみつ、バナナ、プルーン、納豆、青汁、玄米。それでもダメで「酸化マグネシウム」という下剤のようなお薬に頼りきっていましたが、乳酸菌サプリで解消できたのでその経験からお話をしています。

 

サプリは品質が安定しており、「乳酸菌が200億個入っている」という表示があれば基本的に200億個入っているものです。

サプリは食べ合わせによる栄養素の吸収阻害などのデメリットも回避できます。

 

サプリや薬が苦手・・・という方や、家計の事情でサプリに費用をかけれらない人もいらっしゃるかと思いますので、そういう場合はこういった乳酸菌飲料でじっくり進めてみるのはいいんじゃないかな〜と思います。

そうでない場合や、アトピーが結構ひどい状態ならサプリにした方が賢明かもしれません。詳しくはこちらのページでまとめていますので、もしよろしければどうぞ。^^

www.atopro.info

※ヤクルトよりもサプリを推奨した主旨です。読みたい方だけどうぞ^^)

 

では、今日はこんなところで。

今日もお読みくださりありがとうございました!!

o(^-^)o